アメリカ合衆国大統領ジョージ・ブッシュ様
イラク攻撃の即時中止を求め、祈ります

 2003年3月20日、ブッシュ大統領、あなたは米国主導によるイラク攻撃を開始しました。米国大統領としてのあなたの決断は、世界中に大きく湧き上がる戦争反対の声と平和を求める人々の願いを無視した暴挙であり、人類が、今世紀まで困難を乗り越えつつ築いてきた自由/人権・平和・をめざす歴史をも蹂躙する犯罪です。

 あなたが、国連の安全保障理事会の決議を得ずに先制攻撃に出たことは、人道的罪であり、国連憲章と国際法に違反する犯罪です。これを黙認することは国際秩序の崩壊と無法世界化をもたらす重大事であり、決して許されることではありません。

 イラクの独裁政権には問題があります。しかし「イラクに自由を」と称して、貴国の軍事介入が許されることではありません。国連監視検証査察委員会による査察は効果をあげていました。ブリクス委員長は「あと数ヶ月で終わる」と報告し、大量破壊兵器は70%を破壊させ、イラクの科学者からの聴取も進んでいました。国連が支持する査察の継続こそが妥当な選択でした。にもかかわらず、貴国が国連によってイラクの戦力を落として情報を手に入れ、その上で国連を無視して、イラク攻撃にとつにゅうしたことは非法行為として許されません。

 イラク民衆の50%は15歳以下のこどもたちです。しかも多くの子どもたちが、湾岸戦争で米軍が落とした劣化ウラン弾の放射能で苦しみ続けています。米軍の攻撃目標は病院、格好、モスク、民家の近くにあり、民衆の死と施設破壊はまぬがれず、このまま攻撃を続けるならば、50万人以上のイラク人が死亡し、また米軍兵士にも多数の死者を出すことになるでしょう。

 私たち宗教者は、何よりも「いのち」を選びます。宗教の違いを超えて「殺してはならない」の教えのもと、国内外の宗教者が、ともにこの戦争の即時中止を祈りつづけています。私たち日本の宗教者は、あなたに誠意を尽くして進言いたします。ブッシュ大統領、あなたはキリスト教徒であると聞いています。イエス・キリストは「もっとも大切な行いは愛である」「汝の敵を愛せよ」と諭されました。また神は「殺すな」と私たち人間に命じられました。貴国の軍隊に殺されている子どもや人々の悲しみ、苦しみに想いをめぐらしてみてください。今この時も、大統領としてのあなたの行いは、かけがえのない人々のいのちを奪い、残された家族を悲しみの絶望に追いやっているのです。

直ちに攻撃を止めなさい。そしてイエス・キリストのみ言葉に従って「剣をさやに納めなさい。」「剣を持つ者は皆、剣で亡びる」のです。あなたが真のキリスト者として信仰に立ち返り、非暴力による対話の道を、勇気をもって選び取られますことを、私たち宗教者は宗教を越えて祈り、求め続けます。


2003年4月1日             平和をつくり出す宗教者ネット主催

                                イラク攻撃即時中止を祈る 
                        平和を祈念する宗教者のつどい
                                    参加者一同


イラク攻撃に反対の非暴力ピースアクションに参加しませんか?

4月5日(土)代々木公園

ピースラリー〔集会〕 11:00〜11:45

ピースパレード代々木公園ケヤキ並木 出発13:00〜

WORLD PEACE NOW 3.8
日比谷公園でのWORLD PEACE NOW 3.8に行ってきました。


すでにニュースなどでもご覧になったかと思いますが、四万人が集まる久しぶりの大集会になりました。日比谷野音でのプログラムは4時前には終ったのですが、それから公園の外に出るまでに一時間以上かかって銀座での解散は6時過ぎ、最後尾はきっと7時過ぎたでしょう。しかし終始真剣ながらも陽気かつ和やかな集会&パレードでした。もし日比谷に集まった人々がまわりの一人一人にこのことを話していけば世論全体を変え、政策をも変えることも不可能ではないでしょう。

帰りの電車の中で豊田直巳さんの写真集をめくっていて、なにをどう考えてもこれだけすでに痛めつけられている人に、強大な軍隊が攻撃を加えることを正当化する理由などありません。子どもが病気で苦しんでいてもなにもしてやれない親の痛みには国も体制の違いもないでしょう。

夕刊を読むとアメリカ政府は17日が期限と言っているようです。あと10日あります。僅かであってもこの間に出来ることをすべてしたいと思います。3月15日には渋谷のハチ公前と宮下公園で16:00から、21日も大規模な戦争を止めようという集会があります。

また、毎日決まった時間(22:00)にフランシスコの平和の祈りと主の祈りを唱えて戦争を阻止しようという呼びかけもあります。意見広告や、投書もあります。カトリック新聞には大阪教区のシナピスが缶バッジを作っていることが出ていました。方法はまだまだいくらもありそうです。


挨拶されたアムネスティのイーデス・ハンソンさんは「今日の集会だけでなく、一度だけでなく、毎日言い続けなくては」と、責任者に手紙、ファックス、メールを送りつづけるように呼びかけました。

直接、自分のことばを伝えたいと思って方は、「WORLD PEACE NOW 3.8」のチラシにあった以下の宛先をご利用ください。



内閣総理大臣 小泉純一郎 千代田区永田町2−3−1首相官邸内 電話03−3581−0101 ファックス03−3581−3883

e-mail: http://www.kantei.go.jp/から「ご意見・ご要望」画面を選択


駐日アメリカ大使 ハワード・ベーカー 港区赤坂1−10−5 
電話03−3224−5000 ファックス03−3505−1862


アメリカ合州国大統領 ジョージ・W・ブッシュ 

President George W.Bush

ファックス001−1−202−456−2461(ホワイトハウス) 
e-mail: president@whitehouse.gov


駐日英国大使 スティーブン・ゴマソール 千代田区一番町1 
電話03−5211−1100 ファックス03−5275−3164

3/8 前川