マクニャーガ その4

ベルヴェデーレ(展望台)

ベルヴェデーレは高度は1900メートルとさほど高くありませんが、モンテローザまで直線距離で5キロメートル強に迫った場所です。アンザスカ谷はここで終わり、モンテローザが衝立てのようにたちはだかっています。ベルヴェデーレ氷河の末端が伸びています。

動いているリフトを下りる時、Sさんは手を取ってもらいました。

写真右手前では小さな子がおもちゃを持ち込んでお兄ちゃんに遊んでもらっていました。子供たちの両親はリュックをしょってハイキングです。

Sさん夫婦も歩き出しました。途中、子どもを一人ずつ肩車して帰る親たちとも出会いました。右の写真がそれです。

Tさん登場。Tさんは目前に広がる素晴らしい眺め、雄大なモンテローザに息をのんでいます。二人はこんな石を見つけて座り、持参のビスケットをほおばり、紅茶を飲みました。

この時のモンテローザはより一層迫力を増していたのですが、少し雲がではじめていました。

氷河の方へ歩いている人たちの列が見えました。どこへ行くのだろう?と思いましたが、足に自信のない二人はただ見ているだけ。その先に美しい湖があると聞かされたのは、宿に帰ってからでした。氷河の先へ一時間ほど歩くと、ロッチェ湖というすばらしいところがあるとのこと。Tさんはそんなことガイドブックには一言も書いてないと残念でなりません。

リフトの近くの山小屋で、Tさんはビール、Sさんはラザニアを注文。あつあつのおいしいラザニアにSさんは大満足でした。

その時です。

突然轟音とともに岸壁を雪崩が落ちるのが見えました。左の写真の中央右側部分の雲のように見えるところで雪崩がおこっています。Sさんは音にびっくりして雪崩を肉眼で見たことでとても興奮しました。

二人のテーブルの近くにいた親子五人。いい景色と空気の中で幸せそのものの姿にみえます。

午後はリフト乗り場から始まるハイキングコースを下ります。歩き易いとはいえない道ですが、ゆっくりと景色を眺めながら二時間ほどかけてペチェットへくだりました。

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