ドオモの屋上からおりると4時半をすぎていました。いよいよサン・サーティロ教会の見学です。ドオモ広場を縦断し、先ほど歩いたトリノ通りを少し戻ると左側の奥まったところにお目当ての教会はあります。
この教会は何も知らないで入るとラテン十字型の設計のように見えます。でも実は建築家ブラマンテが狭いスペースに建築するための苦心の傑作です。少なくとも10メートルくらいあるように見える後陣は、透視図法を利用した漆喰細工の浮き彫り壁で出来たウソの空間で、実際は80センチメートルもありません。
左の写真は正面から撮った祭壇です。奥行きを感じることができます。
でも右の写真のように、祭壇を横から見るとほどんど奥行きがないのがわかります。