歩く

その10 バッハアルプぜー (99/9/3)

バッハアルプぜーが見えたときSさんは、ここまで歩いてよかったと心から思いました。

前にTさんと同じ名前の人のホームページでこの場所が紹介されているのを見たことがあります。その時から、何となくいつか訪ねてみたい、気になるところでした。

ほんとにいいところです。いつまでもいたいところですが大変な忘れ物をSさん夫婦はしたのです。何だと思いますか?お昼のお弁当です。パンくらい用意してくるべきでした。それでもクッキーとチョコレートが少しあったし、紅茶も持っていたから、空腹で大変つらかったというわけではありません。スイスの旅ではいつも、どこかにレストランを見つけていたから、ここへ来て、はじめてあわてるはめになりました。

お弁当があればもっとよかったけれど、Sさんは幸せいっぱいです。素晴らしい景色を思う存分味わって…。

画家岩切さんの絵へ

 I さん夫婦とここでまた会いました。ご主人は画家で、風景画を描かれています。ここでも絵を描いているといって、奥さんとだけ一緒におしゃべりしました。世界中旅されているのに驚きました。

牛たちもいてとてものどかな風景です。

さあ、これから歩こうというとき、Tさんはトイレに行きました。ここの男女兼用トイレはスイスで珍しい最低のトイレです。できたら女性はここのトイレは使わない方がいいとSさんは思いました。

すべてが絵になるような場所なのに、思わぬところで減点です。でてきたTさんに「ね、ひどいトイレでしょう?」と、Sさんは同意を求めました。スイスだからの辛口評価です。

Sさんの希望でグリンデルヴァルトに歩いておりることにしました。すぐ気の大きくなるSさんは歩けるつもりでいますが、ほんとに歩けるのでしょうか?

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