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駅前の真っ直ぐな通りはポポロ通り、ガルバルディ通り、ローマ通り、ウンベルト通りと名前を変えながらとても広い広場(Prato della Valle)に出ます。
Sさん夫婦は遠くに見える教会がサンタントーニオ教会ではないかと考えていました。そこへおじさんがやってきて「あれはサンタントーニオ教会ではないよ」と英語で話しかけてくれたのです。「あの教会へ行く手前、ほら、今車が曲がった方へまがるとすぐみつかるよ」と教えてくれました。二人はお礼を言い、背中におじさんの視線を感じましたが、通りを曲がらないで正面に見える大きな教会の方へ歩きました。
教会は修復中で中は広びろとしていました。こんなに大きな教会なのに宮下さんの本に紹介されていないのは、見るべきものがないのだろうとTさんは考えています。あのおじさんが親切に教えてくれたのも、Sさん夫婦が巡礼者の多いサンタントーニオ教会へ行くものと思い込んでいたのかもしれません。
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Sさんはローソクのもえのこりをとって新しいローソクを赤いケースに入る作業をしている神父さんが気になりました。しばらく見ていましたが、去年イタリア人の神父さんに教わった言葉、「写真をとってもいいですか」と尋ねるとやさしい笑顔が返ってきました。
「え、フラッシュたいてもいいんですか?」 |
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教会での出会い |
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ちょうど神父さんのところへ話しにこられたFさんも一緒にパチリ。Sさんが自分は日本人で、カトリックであることを伝えたら、喜ばれたようで、何やら取りにいかれました。しばらくしてSさんがもらったのはこの教会に隣接する修道院のパンフレットでした。「ほら、ここに、私が写っている」 と修道士たちの一人を指差してにっこり。パンフレットを見ると教会の後ろに立派な修道院がついています。本当にやさしい神父さん。こころ温まる出会いでした。
さあ、今度はサンタントーニオ教会へ。道は分かっているので安心です。途中パドヴァで一番景色がいいのでは?と思うところがありました。写真をとっている人が目に付きました。
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