2007の夏 枚方市在住の詩人・高木いさお先生から2冊の詩集をいただきました。
お忙しい中、直筆のお手紙も添えてありました。

そこには、

すべての子どもが毎日笑顔で暮らせる社会にしたい。
でもそれは、子どものそばに居る大人達が幸せでないと実現しない。

だから、すべてのこどもとすべての大人に向けての詩集を書いています
と書いてありました。

子育てネット・ホームページでも紹介させていただき
(ハギッズ41号・あいeyeネットブログ
子育て中のたくさんのかたに読んでもらいたいと思っています。

子ども達の明るい笑顔をいつもみていたいので
悩みにぶつかった時、立ち直る力になってくれる言葉が見つかるかもしれません。

そのいくつかを紹介します。

高木いさおさん 公式ホームページ






愛することと優しさについて

高木いさお

こども出版
 
人は一人でも生きていけます
しかし 一人では決して幸せになれません
愛する力が人を幸せにするのです


愛することと優しさについて

人間は
苦労したから優しくなる、ということはない
優しくされたから優しくなる、ということもない
愛されたから優しくなる、ということでもない


人間は
誰かを愛したことによって優しくなるようだ


愛する人への(かな)しみが
その愛しみの深さだけ人間を優しくするのだと思う


だから
優しくない人に接すると
誰も愛さなかったその人の人生が見える気がする



子どもをどう育てるか

子どもをどう育てるかは
子どもにどうなってほしいかを具体的に考えることです


子どもにどうなってほしいかを考えることは
大人自らが
どうなりたくて、どの様に生きているかを問い返すことです


子どもにすぐ手を上げるのに
優しい子どもになってほしいと思っても無理です


子どもに分かりやすく何度も説明することなしに
聞き分けの良い子どもになってほしいと思っても無理です


大人自らが
愛するということのない日常生活を送っているのに
子どもに愛情の豊かさを求めるのは無理なのです


子どもに何かを求める気持ちは分かりますが
その前に自らを見つめなければならないと思います


四つの力

子どもを育てる時、四つの力をつけてやってほしい


まず、愛力
人を愛する力を育てないで
どんな人間にしようというのだ


次に、体力
何かをするためには
それを実現するための体力がいる


そして学力
自ら学べる力が学力だ
暗記力ではない


最後に考力
考える力なしに
人生でぶつかる数々の問題に立ち向かうことは出ない


この四つの力を
『あいたいがっこう』
愛 体 学 考
と呼んでいる



強くなってほしい
−いじめられている君へ いじめている君へ 知らんぷりの君へ

強くなってほしい


しかし、その強さは暴力的な強さではありません
優しさから生まれる強さです
生命(いのち)を大切にする強さです
愛力(あいりょく)の大きさに比例する強さです


人を攻撃するための、他者を殺傷するための強さではありません
自分を守るための、誰かを守るための強さです
生命あるものを幸せにする強さです


それは
君が素直に生きることから
真っ直ぐに生きることから高まってくる強さです


楽しんでいる君
悲しんでいる君
苦しんでいる君
悩んでいる君、。。。
いろんな時の君がいます


そのすべてが君なのだから
そのすべてを大切にして生きてほしいのです


他者にどう思われるか
誰かにこう思われたい
と考えて自分の心をねじ曲げたら
君の心のきらめきが死んでしまいます


君は、君であることで素晴らしいのです
ただ素直に生きる君が素晴らしいのです


いつも明るい君でいてほしいのですが
悲しんでいる君も君だし
悩んでいる君も君です
そして、そのすべての君が(いと)しい君なのです


君の愛力が大きくなることを、いつも祈ってます



こどものために あいうえお


高木いさお。子ども出版




美しいお花の写真と短い詩が
あ・い・う・え・おから・・・んまで。その詩のことばは、
作者から子ども達に贈る大切なメッセージです
子ども達にもきっと届くと思います


えがおがすてきなひとは
そのひとがもっている
やさしいこころがかおにでているのです

すきなひとやすきなことがたくさんあれば
わくわくしながらじかんがすぎて
まいにちすごくたのしいのです

ともだちとしていちばんたいせつなことは
いつでもだれにでも
せいじつであるということです




ホームページに高木先生の本の紹介を載せたいと連絡したところ、
高木先生ご本人からから、メッセージを頂きました。

ご連絡ありがとうございます。木いさおです。
子ども出版から、ケータイへ転送してもらって読ませていただきました。
子どもが被害者や加害者になる“子ども事件”や、児童虐待、いじめ、自殺など、一向になくなりません。
僕は子どもの世界を笑顔の世界にするために、これからも詩を書き続けるつもりです。


地域の子ども達のために活動しておられる皆さんと一緒に、子どもの毎日の笑顔のために頑張っていけたらと思っています。
その意味でも、僕の詩を活用していただくことは、本当に嬉しいことです。
これからもよろしくお願いします。

最後に、 ハギッズの投稿してくださったKちゃんママさんへのメッセージがありました。
     
「紀伊國屋書店京橋店の木いさおフェアへ行けたら行ってくださいね。
     『愛することと優しさについて その2』も読んでくださいね。