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沖縄編〜その3〜(久米島)

 2002年8月31日〜9月3日、沖縄本島から西約100kmに位置する久米島で調査をおこないました。この島には、沖縄本島とは別の、いろいろな生物の固有種がいたりして、興味深い島です。
   久米島の三大河川の河口には、マングローブ林がありましたがメヒルギを優占種とした、あまりうっそうとした感じのない、こぢんまりとしたものでした。それは構成しているヒルギ類の高さが、3m以上のものはほとんどないからでしょう。
   奄美大島のマングローブ林に比べると、少し規模は大きいようでしたが、思っていたよりもはるかに見渡しのきく河口域でした。
   ミナミトビハゼのたくさん観察できたところには、ベニシオマネキがたくさんいました。少し土っぽいところにはオキナワハクセンシオマネキがいましたが、かなり広範囲にわたって、ベニシオマネキがいるのが印象的でした。また、久米島の河川の河口すべてで、トビハゼは見られませんでした。久米島はミナミトビハゼのみが分布していると思われます。

 儀間川(ぎまがわ)                           銭田川(ぎまがわ)
白瀬川 (しらせがわ)

   久米島には大きな川が3つあります。これらの河川にはたくさんのミナミトビハゼがいるのが観察されました。このほかに7つほど小さな川がありますが、これらのうち5つの川には河口に干潟がなく、トビハゼ類の姿は見えませんでした。
  残り2つの小河川にはミナミトビハゼがいるのが確認されましたが、 10個体未満でしたし、巣を作れるような場所が近くには見られませんでした。

一番最初に行ったのは、儀間川でした。宿から最も近いところだったので行ってみたのです。
すると夕方にも関わらず、けっこうな数のミナミトビハゼ達に会えました。うれしくなって見ていましたが、ふと「?」と思うことがありました。それは、ものすごく小さな子供達がたくさんいたのです。
   繁殖はもう終わっているだろうに、なんでこんなに小さいんだろ?と勝手に思いこんでいました。
  なぜなら、西表島は8月に入ればほぼ終わってしまうし、沖縄本島も、同じように8月半ばでほぼ終わります。昨年2002年の奄美大島では7月終わり頃、繁殖全盛から少し終わりかけという感じだったからです。
  久米島は成長が遅いのかなあ?などといろいろ思っていました。儀間川の河岸周辺は、運動場の赤土のような感じで、ミナミトビハゼでも巣を作るのが難しいほど固く、実際、巣は見つかりませんでした。
左図のちびとんとんみの体長は約1.5センチくらいしかありません。このサイズのミナミトビハゼがたっくさん見つかりました。これより小さいのは見つけられませんでした。
  しかし、翌日行った白瀬川には、なんと巣があったのです。それも、探すうちに巣を作りかけているオスをたくさん見ることができたのです。でも繁殖期最終段階だろうな、と思っていたのです。ミナミトビハゼは繁殖期が終わったあとも、次の年のために巣を確保し、巣のメンテナンスもすることがよくあるからです。
  ところが、そのまた翌日に行った銭田川では、もっとびっくりするものを見つけたのです。
  なんと、婚姻色の出ているオスがいるではないですか!!その上、求愛行動まで確認できたのです。
  
う〜〜〜ん、先入観とは恐ろしい・・・
これらのことで、ミナミトビハゼの繁殖期をもう一度考えさせられる調査となりました。

(くちびるのあたりが少し黒っぽくなり、体色も少しうすめで肌色っぽい)

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