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世界のトビハゼを探して
日本中のトビハゼを見に行こう!
和歌山編〜その2〜(田辺市)

 日本では、東京湾以南の太平洋沿岸の干潟で、トビハゼを観察できるところが何ヶ所もあります。しかし、堤防の上からでは見つけられないことが多く、近所の人でもトビハゼがいることを知らない場合もよくあります。そこで、これから日本のいろいろな場所に行って、トビハゼの確認日誌をつけていきたいと思います。 今回は、わたしのホームグランドでもある、和歌山県内のトビハゼを追いかけました。

 ここは、和歌山県南部最大の街、田辺市郊外にある内之浦湾の干潟です。
 わたしが大学生の卒業研究で、観察をしたところですが、1990年代バブルの絶頂期の頃、周辺にたくさんのリゾートホテル建設が行われました。この周辺からJR白浜駅まで通り抜けられる道がものすごく細かったので、大きく丘をぶち抜いて道路が作られました。その際、のどかで自然がたくさん残っていた内之浦干潟は、周辺を一気に護岸工事され、みるも荒れ果ててしまいました。
トビハゼも絶滅かな〜
(ToT)とあきらめていたところ、約15年かかって少しづつトビハゼが増えてきました。
  
内之浦湾に流れ込む用水路のひとつ。ここにはこまやかな泥が堆積して、トビハゼたちの密度も高いエリア。
この護岸のタイルは、カニ類のシェルターとしては役立っていますが、トビハゼにとっては臨時のシェルターとして使えるくらいで、泥の堆積エリアがなかなか広がらない原因なのでは?と疑ってます。 (泥を見つめてるのはうちのおかんです)

 この辺に住んでおられる方の話を聞くと、ときどき近所の子供たちがここに降りて、トビハゼやヤマトオサガニを取って遊んでいるそうです。こういう話を聞くと、ほっとしますね〜♪

 2003年6月2日に、撮影に行きました。
このころのトビハゼたちは、天気がよく気温の高い日が続くと、泥の上でもくもくとえさを食べます。ただし、まだエンジンがかかりかけといった感じで、しばらく休んでは食べ、休んで食べを繰り返します。
 干潟上には、冬場に増殖したアオサの仲間(海草)が残っています。このころは卵の成長でおなかが大きくなったメスがほんの少し見られましたが、オスの巣づくりは始まっていませんでした。おそらく次の大潮あたりから巣づくりが始まり、オスの求愛が本格化するのは7月に入ってからのようでした。
 繁殖期開始の目安としては、この海藻類が完全になくなってしまったころのようです。
  2003年11月半ばに、また行ってみました。さすがに外にいると上着なしでは肌寒い時期で、ほとんどトビハゼの姿は見えませんでしたが、最後の越冬巣を手直ししてるのが観察できました。本当に動きが鈍く、直す時間は短くてたいていは巣からこちらをのぞいてじっとしていました。
あまり豪快に巣を掘らないで坑道分だけを掘り進めていくようです。そのために吐き出した泥が巣の周りに産卵するということはありません。(参照:繁殖期の産卵巣
潮が満ちてくるとすっこん!っと巣の中に入ってしまい、それっきりでした。

この日見られた個体はほんの数匹で、一匹だけぼお〜っとひなたぼっこをしていました。

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