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トビハゼ属
P. argentilineatus
P. barbarus
P. chrysospilos
P. gracilis
P. kalolo
P. magnuspinnatus
P. malaccensis
P. minutus
P. modestus
P. novaeguineaensis
P. novemradiatus
P. spilotus
P. walailakae
P. waltoni
P. weberi
Periophthalmus sp.
ムツゴロウ属
トカゲハゼ属
モドン属
Periophthalmus minutus (ミヌータス)

 ミヌータスは、トビハゼ属の中でもP.gracilis についで小型の種類で、大きくても全長8センチを越える個体は採集されていません。あんまり大きくならないので、他のトビハゼ属の子供ではないか?と思われがちで、野外で見分けがつけにくい種の一つです。
 世界的な分布は、フィリピン、アンダマン諸島、タイ、オーストラリア北部にいます。この種はミナミトビハゼにとっても似ていて、区別が非常に難しいです。はっきりと違いが分かるのは、ヒレを閉じているときに、第2背ビレが非常に赤が鮮やかに現れ、それに対して第1背ビレはあんまり目立たないということです。学名は、小さい(=mini)というところからつきました。

  最初、これを撮影したとき、てっきりP. argentilineatus(ミナミトビハゼ)だと信じ込んでいました。日本に帰国してから、画像整理していたとき第1背ビレの模様が違うことに気がついて、これがなんなのか?というのも調査テーマのひとつになりました。
  初めて遭遇したときの個体は3センチほどしかなかったので、子供だから種類がわからないんだと思いました。それで2004年に5センチほどの個体を見つけました。しかし、基本的には小さいときと全然変わらないのでした。
  
 非常にうろこが大きくて、蛇皮のようなヒフが目立ちます。もうひとつの特徴は、体にはっきりとは太く入る白色の線です。ミナミトビハゼも入りますが、ミヌータスの方がとても太く長く、明瞭にたくさん入ります。
  
 ミヌータスは、オーストラリアでよく研究されており、最も高潮側にいるといわれています。つまりマングローブ林の中でも最も奥のあまり水がないところに多いのです。タイでも、水が少なく高温にさらされるところにたくさんいました。もうかなり乾ききって木陰のほんのわずかなところにだけ水があるようなところになるにつれて、ミヌータスばっかりになっていきます。
  体長6センチまで成長したミヌータスさん。普通ミナミトビハゼだと、第1背ビレの赤が目立ち、第2背ビレはこんなに赤くなりません。これこそがミヌータスである証拠のようです。
Bruce ColemanのHPに、わたしの撮影した画像とまったく同じもようのトビハゼがありました。東南アジアよりもインドネシアから北部オーストラリアの方が個体数が多いのかもしれません。
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