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はじめに・・・
飼育に必要なもの
海水の作り方
水槽の置き場所
泥なしの水槽
泥のある水槽
塩分濃度を考える
マッドスキッパーの飼育方法
その2.トビハゼを飼うのに何が必要か?

 マッドスキッパーは、川の河口に近い淡水と海水が混ざる汽水域に生息しています。飼う時にも真水と海水の両方を用意し、それを混ぜるという手間がかかります。お店では「純淡水(あるいは純海水)で飼えますよ」といわれることがあるようですが、それでは長生きは望めません。必ず海水濃度を10〜30%に薄めた汽水を使ってください。
濃度についての詳しい解説は「海水の作り方」を見てください。
 またマッドスキッパーを飼育するには、普通の金魚や熱帯魚を飼うのとは少し違った工夫が必要です。ご存知のとおり、マッドスキッパーは生活のほとんどを空気中で過ごすので、水は少なめにし、休んだりえさを食べたりできるような陸地が必要ということになります。

マッドスキッパーの飼育に必要なもの

ふたの入口が小さいタイプ。開けにくいがえさを入れる場所が限られるため、マッドスキッパーが学習しやすいというメリットがあり。
ふたの入口が大きいタイプ。開けやすくえさを置く場所が選べる。しかし、ちゃんと閉めないと隙間から逃げられることもあり。
 水槽のサイズは飼育するマッドスキッパーの大きさと個体数で決まります。だいたい全長5センチのマッドスキッパー1匹で、幅15センチ・奥行き10センチ・高さ10cmのプラケース(中型)以上の大きさで飼育可能です。いれ物はあまり小さいと場所が取られないですみますが、水の汚れが早くなるという欠点もあります。
 最近は、水槽のセットが格安で売られていますから、それで十分です。ただし、水槽面に張りついて上がったり、飛び出してしまうことが多いので、
ふたは必ず必要です。また、水は水槽いっぱいに入れなくてもいいので、上部フィルターは使えません。強度のあるガラスやアクリル水槽でなくてもカブトムシやカメを飼育するためのプラケースで十分飼育可能です。ただし、ふたの隙間はなくすようにしましょう。
 複数匹買った!という方には、らんちゅう用水槽が大きいわりに背が低くていいかもしれません。水槽はサイズが60センチ以上に大きくなると高さも高くなるので、取り回しが大変になります。ただし、背が低ければ脱走の可能性の高くなるので注意が必要です。
 背の低さではテラリウム用水槽もいいですが、きっちりふたができないのでかなりの工夫が必要と思います。

 エアレーションは基本的には、なくても飼うことはできます。ただし陸地の面積が小さいと、水に入る頻度が高くなるので水質維持のためにつけたほうがいいことはいうまでもありません。家で使っているのは、e-rokaというものです。横に寝かせておくと、水深が4センチで十分水が循環しますし、突き出たノズルからシャワー上に水が出て、トビハゼにとって必要な湿度を保てます。ただし、少し水流が強いので、水槽の大きさや陸地の位置などを考えなければ、トビハゼがリラックスしにくいかもしれません。私の場合は泥をいれてe-rokaを入れていますが、モーターの力がかなり強いので、泥なども吸い込んでくれるため掃除がとても楽です。


このようにカメ用の背の低いぶくぶくがけっこう使い勝手がよいかもしれません。ただし泥を入れた場合には、フィルターがすぐ汚れてしまうので、しょっちゅう交換しないといけないのが大変かもしれません。


  マッドスキッパーは生活の大半を空気中、すなわち陸で過ごします。そのため必ず水から上がれるところを作っておかなければなりません。ただ、トビハゼがリラックスできるかどうかを考えると、発泡スチロール片や浮島型のものはかろうじて水から出ているという感じでよくありません。水の中にどしっと置ける、水面に出るところが平らになっているものがいいです。  川や海に行って、トビハゼが気に入って乗ってくれそうな石を選ぶのも楽しいかもしれません。拾ってきた石は、石鹸・洗剤を使わずにたわしでよくごしごしこすり、日の当たるところに置いてよく乾かしてから使いましょう。
 近所の川や海では汚染が心配という方には、水槽内の飾り石や、右のようなカメの島のセットなどが重宝します。

陸地代わりに”かめ島”

カメの飼育6点セット

カメ島セット











カメの楽園ST
(エアポンプなし)
DXにはエアポンプがついてます。ふたには隙間があるので目張りを忘れずに。カルキ抜きがついてるのがとても便利。
たのしいカメ
飼育セット
ふたもきっちりしているので逃げられる心配はないのがいい。ふたがメッシュなので水の蒸発に注意。
 マッドスキッパー飼育どころか魚を飼ったこともないという超初心者の方には、ジェックス社の[カメの楽園・DX]あるいは水作社の[楽しいカメ飼育セット]といったセット水槽がお勧めです。これには陸地・小さなエアポンプ・ふたとそろっています。これに必ずヒーターを別買いしてください。(中に入っているカメのえさはあげないで下さいね〜〜)
 個別に飼う時は選ぶ楽しさがありますが、上のことを読んでもなにがなんだかよくわからないという方や、私のような急な衝動買いのときに1セット置いておくといろいろ便利です。






水中ヒーター
カバーなし(左)とあり(右)

カバーがついた状態で売っているものもあり。

 マッドスキッパーは熱帯魚の一種です。そのために保温は必ず必要です。夏の暑い時期(気温25度以上)以外は入れておくのがよいでしょう。ヒーターには大きく分けて水中に入れるものと水槽外の底に引くシートヒーターがあります。
 水中用ヒーターには2種類あり、水温を上げるサーモスタットと調節器が別になっているものと、一体型になっているものがあります。このタイプは完全に水に使っていないとダメなので、ある程度の水深が必要になりますし、空焚き厳禁です。
 うちで使っているのは、水中用の自動で25度一定になる一体型のタイプです。水中に沈めて使うものですが、これはたいてい白い部分がむき出しになっているものが売られています。
トビハゼはどんなものの上にでも乗ろうとする習性があるので、水中で急激に温度を上げているヒーターに直接乗るとやけどしてしまいます。ヒーターカバーは忘れないようにしてください。カバーもセットになって売っているタイプもあります。
 シートヒーターは水槽の外側から温めるものなので、水深を気にしないですむメリットがあります。しかし、プラケースには足があることが多いので、このタイプは使えません。底面が直接置ける水槽に使用可能です。ほかほかカーペットの要領ですな。これは底面から熱を全面的に与えるので、思ったより水分の蒸発が早いので注意が必要です。
  
一時的な急場しのぎ(ヒーターが壊れて予備がないなど)は、台所用のホットカーペットを代用してます。台所用なので高温であることと防水型なので水槽を置いておくのには安心です。ただし、専用ではないので、ヒーターを買う間のしのぎに使ってます。


 マッドスキッパーの中でインディアン・トビハゼ・ミナミトビハゼは雑食性なので、エサは肉食魚用と草食魚用を混ぜてあげられれば一番いいのですが、しょっちゅうエサを変えられるのは好きではないようです。私がこれまでで一番長生きし、拒食率が低かったのは、TetraMin(テトラミン)フレークでした。アカムシ(生・冷凍)や乾燥クリルだけを与えていると、栄養に偏りが出てしまい、早いと3ヶ月くらいから痙攣して死に至りました。栄養バランスのよい一般熱帯魚用乾燥えさに餌付けするのが、飼育する上でも負担が低いと思います。
  大型のマッドスキッパーはひかりクレスト・カーニバル(大型肉食魚用)が、餌付けやすく水も汚しにくかったので、いいかもしれません。
 
ただし、マッドスキッパーの中には肉食の種類も混じって売っているので、あまりえさを食べないなどの心配はある方は早めにいろいろと相談してください。

 マッドスキッパーの仲間は時々、えさを食べなくなります。いつも同じ餌を与えていると飽きてきたりするようです。そういう時はあせらずに、1日置いてから同じ餌を与えてみます。それでも食べなければ別の匂いの強いえさ(乾燥クリルなど)か、生餌を少量与えてみます。えさを食べるまでは根気よく少量ずつ与えて様子を見てください。ただし、お腹のあたりが異様にやせている場合などは病気でえさを食べない可能性が高いので、治療を優先してください。ただし、健康でもえさ飽きはときどき起こりますので、落ち着いて対処してください。





 海水を用意するには、海まで汲みに行くという原始的な方法もありますが、その水質は場所によってまちまちなので、あまりお勧めできません。たいていの海水魚を飼育の方は人工海水の素を購入して海水を作ります。少し大きめの熱帯魚やさんや海水魚専門店には必ず置いています。ネットでも探せばあります。
 人工海水の素の大部分が塩化ナトリウム・塩化マグネシウムなので、すぐに湿気てきます。すべて使い切らない場合は、開け口をセロテープなどでとめて冷凍庫に保管しとくと長持ちします。
 私は西表島という恵まれた環境なので海水には困りませんが、実家の和歌山へ帰ったとき熱帯魚屋で衝動買いしたときなど、とても困ります。お店で売っている人工海水の素は50リットル用で多すぎるからです。
  緊急用によいものを見つけました!スドー社の「磯の生き物飼育用海水の素」です。これは1袋で1リットルの海水が作れます。私は25%海水(4分の1希釈)を使うので、この一袋で4リットル分のマッドスキッパー飼育水が作れることになります。1匹だけの小規模な飼育ならば、かなり重宝します。

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