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トビハゼ属
ムツゴロウ属
トカゲハゼ属
S. cantoris
S. histophorus
S. gigas
S. tenuis
モドン属
Scartelaos histophorus  (トカゲハゼ)

日本に生息するマッドスキッパーの中で一番知られていないのが、このトカゲハゼです。国内では沖縄本島でのみ見ることができます。沖縄がトカゲハゼの北限に当たります。 世界的には東南アジアから北部オーストラリアにかけて、広い地域で見られます。
  トカゲハゼは体が細く、臆病者です。もっとも泥が細かくてゆるく、マングローブ林より外側の開けたところを好んで生きています。基本的に草食性ですが、ムツゴロウが食べないような緑藻なども食べたりします。
  繁殖期の時は、トビハゼやムツゴロウ同様、オスがジャンプしてメスを呼び寄せるところから始まります。体が細長いので、ジャンプしたときに割り箸が立ってるように見えます。ペアができると、ひとつの巣に仲良く2匹で餌を食べたりする姿が長い間観察することができます。

 全長は15センチ程度。トカゲハゼの特徴は、背ビレが非常に長くて細く、帆柱のようになっています。また、体側下部に短い4〜8本の茶褐色横線が入っているのが目立ちます。尾ビレにはいくつもの黒斑点がきれいに並んでいます。上唇と下顎腹側にひげがあります。
 沖縄の泥の干潟では、春先の水温の低いとき泥表面にヒトエグサなどの海藻がたくさん繁茂します。
 トカゲハゼは泥上のケイ藻だけでなく、海藻も食べるようです。わたしがいるときは、どのトカゲハゼも海藻の方を好んでもしゃもしゃ食べていました。

左の写真はトカゲハゼのオスとメスです。
オスの方が背ビレの先が長く、尾びれも大きく立派です。タイでは2000年12月末沖縄では2004年5月ごろから繁殖行動が見られ、メスのお腹が大きくなっていました。
 繁殖期になると、トカゲハゼもトビハゼやムツゴロウと同じように、オスがジャンプして求愛します。そしてメスが受け入れると、ペアができます。ペアになった二匹はひとつの巣に一緒に住んで、一緒に餌を食べたり、巣の手直しをしたりします。産卵するまでの数日間は、いっしょにいるところが観察できます。
  2004年5月に沖縄本島にて観察。右と下の写真は同じペアで、下は2日後に撮った写真です。巣に近い方がメスで卵が大きくなって膨らんだ白い腹部がよく目立ちました。オスは、背ビレを立てて巣の周辺を頻繁にパトロールしていました。
  右がオス、背ビレが長くて体にそって流れているのが目立ちます。左がメス、卵が成熟して、お腹が大きくなっているのが分かりますね。
写真をとるためにカメラを向けていると、好奇心旺盛にこちらに見に来たりしました。でも、体を動かすとすぐに巣の中に逃げ込んでしまうんですけどね。
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