| 写真館通信6号 | ||||||||||||||
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2001年9月10日
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| 今年の7月は雨ばかりで、なかなか思うように撮影ははかどりませんでしたが、雨の合間をぬい、予定通り約半月間大雪山に行っていました。この作品は そのうちの最終日、7月 日大雪山黒岳から北海岳に向かう途中で写したもので、一面のお花畑の向こうには北鎮岳があって、その雪渓はよく見ると白鳥がキッスをしているように見えることで知られています。ぼくはこの光景に出会ったとき、あまりにメルヘンチックなので、びっくりしました。チングルマとエゾノツガザクラが咲くお花畑の中で、キッスをしている白鳥なんて、想っただけで胸がドキドキします。でも、なんで、こんなにはまった風景ってあるんでしょうね?現実ってすごいです。 この光景に出会った後は、もうこれ以上の風景は絶対にあるまい、と想いながら先に進みます。すると、これがあるんですよ。越える世界がちゃんと! このお花畑を越えて、緩やかに下っていくと、北海沢という小川を越えるのですが、この北海沢の光景に出会ったときは、もう息が止まりそうでした。もう、感激です。夢にまで見たほど美しい光景がそこにはありました。ちょうどお天気も晴れてきて、この夏一番の快晴になりました。小川の流れに沿って ミヤマキンバイやエゾコザクラが咲いていて、風に揺れています。そして、沢のむこうには7月も終わろうとしているのに、真っ白な雪渓があって、空は真っ青に広がり、白い絹のような雲がたなびいていました。やがて沢を越え、大きな雪渓の横を通り過ぎる頃太陽のぐるりに大きな日輪ができたり、虹のような雲が湧いたり、北鎮岳は更に美しく輝きました。もう、これ以上ない世界が連続します。普通に歩くと一時間半のところですが、ぼくたちは9時間がかりで、ようやく、北海岳に到着します。 |
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| 7号 | ||||||||||||||