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RCT タイヤ研究室BBS-06

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Nomal タミヤタイヤについて beat082 06/07/18(Tue) 01:22 [ID:U1mKX7tZ] 23
Nomal Re[1]: タミヤタイヤについて ふぇら〜り伊藤 06/07/20(Thu) 02:01 [ID:UuIMG3ZF] 24
  └Nomal Re[2]: タミヤタイヤについて beat082 06/07/21(Fri) 01:43 [ID:U1mKX7tZ] 25
    └Nomal Re[3]: なるほど 若葉マーク 06/07/24(Mon) 21:04 [ID:D0xqhvxW] 26


親記事 / ▼[ 24 ]
■23 / 親階層)  タミヤタイヤについて
beat082 新人(1回) 2006/07/18(Tue) 01:22:18 [ID:U1mKX7tZ]
    どうもはじめまして。
    beat082と申します。

    最近ショップレースでF103GTをがんばっているのですが、
    とりあえず、そこのレースでは
    モーター:スポチュン
    タイヤ:タミヤなら何でもOK!
    というレギュで行っております。

    それで
    後輪:ファイバーモールドA&モールドインナーソフト(Mナロー)
    前輪:¥500タイヤ(インナー付属)(Mナロー)
    でセッティングしております。

    しかしやはりアンダーセッティングで気持ちよい進入が出来ません。

    だからといって
    後輪:ファイバーモールドA&モールドインナーソフト(Mナロー)
    前輪:B3&モールドインナーハード(Mナロー)
    にすると巻き巻きマシンになってしまいます。

    それで質問です。
    B3タイヤと¥500タイヤの間ぐらいのグリップ力のタミヤタイヤとは
    どういったタイヤがありますでしょうか?
    もしお分かりでしたらご教授をお願い致します。

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▲[ 23 ] / ▼[ 25 ]
■24 / 1階層)  Re[1]: タミヤタイヤについて
ふぇら〜り伊藤 大御所(152回) 2006/07/20(Thu) 02:01:11 [ID:UuIMG3ZF]
    こんにちは。

    まず、いくつか誤解があるようですのでその点を整理させてください。

    1)ファイバーモールドAとB系(B/B2/B3)の違い

    AとB系は基本的に動作温度の設定が違うのでして、グリップ力の違いではありません。
    (動作温度が違うので直接比較はできません)
    動作温度とはタイヤに使われているゴムが設計上期待する性能を出す温度のことです。

    Aコンパウンドは動作温度がおおよそ10〜35度程度の範囲(あくまで経験値ですが)、
    B系コンパウンドは30〜60度程度の範囲をカバーしています。
    このため、Aは秋〜春、B系は夏に使うタイヤ、ということになっていますが、
    目安としては、日光が直射している屋外の場合、「気温25度」がおおよその分かれ目になります。
    このとき、路面温度は35〜40度になっていますのでB系がA系のグリップを上回ってくるからです。

    ちなみにB系の区別ですが、
    B(元祖)は実車用タイヤと見まがうレジン分の多いコンパウンドで動作温度幅が狭く、
    35度くらいまでタイヤ温度がしっかり上げないと十分にグリップしませんでした。
    動作温度域での絶対的なグリップはサイコーなんですが、寿命の短さが難点でした。
    そこで、磨耗性を改善したB2が出てきましたが、あろうことか
    Bに匹敵するグリップレベルを達成できていませんでした。
    後から出てきた商品なのにBにグリップ負けしてたので、真夏のタミグラでは
    「Bを持ってないと勝負に参加できない」状態で、これが問題になりました。
    そこでBは2003年に「タミグラ全日本スペシャル」として催事限定で復活。
    http://www.rct.jp/cgi-bin/lab/tyre/bbs.cgi?read=1&refer=00000452参照)
    その影でB2は廃盤となり、代替品として、
    やや低めの温度域から使え、ライフ長めのB3が04年6月に発売されました。
    ただ絶対グリップではB3もBには及ばず、タミグラ向けのBの需要があまりに多いためでしょう、
    B3の発売に前後してBも再びパッケージ品として再版されました。

    つまり、現行の夏用タイヤとしてはB3とBがあるわけですが、磨耗も含め、取り扱いがラクなのはB3なので、
    通常はこちらがお勧めです。しかし真夏に「ここ一発」が欲しければBをどうぞ。


    2)インナーの考え方

    タイヤにトレッド面を補強するインナーメッシュ(補強布)が入っているかどうかで
    まったく逆の扱いになりますので注意が必要です。
    また、後述しますが、ツーリングカーとF103でもまったく逆の結論になります。
    以下は、教科書的な話として、まず車重1500gのツーリングカーを前提にお話します。

    インナーメッシュありの場合・・・インナーが硬いほうが食います。
    インナーメッシュなしの場合・・・インナーが柔らかいほうが食います。

    ですから、冬場のグリップが低いときに使うファイバーモールドAにソフトインナー、と
    いうのは
    実は「最もグリップしない組み合わせ」になってしまいます。
    Aには基本的にミディアムないしハードのインナーを使いましょう。
    逆に、夏場の放っておいてもバリ食いするような路面では、B系のコンパウンドを使い、
    磨耗を防ぎながら、さらに場合によってはソフトインナーを利用して
    トレッド面の過熱を防止し、いわゆるグレーニング(トレッド面のささくれ)を抑制します。
    でも、路面温度がタイヤ動作温度に対して十分に低い時期であれば、ミディアムないしハードインナーを使うといいです。
    そのほうがクルマの動きは良いと思います。

    インナーの硬さとグリップの関係については、「面圧」が理解のキーポイントです。
    硬いほうが路面との接触面積が減り、タイヤ接地部分の温度が上がるのでグリップが増大する、ということです。
    (仮にタイヤ接地部分の温度が変わらないなら、面積と面圧の積は常に一定なので
     グリップは変わらないはずですが、実際には接地面積が狭くなるとそこに熱エネルギーが集中して
     接地面のゴム温度に違いが生まれるので、タイヤの摩擦力に影響するわけです)

    裏返すと、柔らかいインナーのほうがタイヤを低い温度で使える、ということなので
    特に夏場の長時間走行におけるタイヤマネージメントの大きな要素になるわけです。
    (レース後半の熱ダレが問題になる場合)
    また、同じコンパウンドでタイヤ幅を広げると、面圧が落ち、タイヤ温度が上がらなくなるのでグリップは落ちるのが普通です。
    (実車でワイドタイヤが使えるのは面圧に合わせてコンパウンドも最適化しているからです)

    -----------------------------
    ただし、以上は通常の車重1500g規定のツーリングカーでの教科書的なお話です。
    F103GTの場合は、「過度に軽いタイヤ荷重」でのタイヤの振る舞いについて考慮する必要があり、話がややこしくなります。
    結論から言うと、ツーリングカーとは逆に、「柔らかいほうが食う」という現象が認められます。
    タミヤGPでは禁止ですが、ローカルルールで許されるなら、実は「インナーなし」が
    最も食うことを確認しています(インナーメッシュ入りタイヤの場合)。

    これは、限界を超える小さな荷重しか乗っていない状況では、
    タイヤゴムが路面の凹凸に対応し切れず、「上滑り」してしまうからです。
    もともとミディアムナローのインナーメッシュタイヤは、車重1500gのツーリングカーを
    前提に設計されており、車重1200gのF103GTにはトレッド面が硬すぎます。
    こういう状況では、インナーを柔らかくしたほうがむしろ路面の凹凸に対応してグリップが上がるわけです。

    インナーがなくても、車重が軽いのでサイドウォールは潰れませんし、
    高速走行すれば、トレッドゴムの遠心力でタイヤは十分に内部空間を確保できるので、
    支障ありません。これはゴムタイヤ仕様のF103LMで以前から確認されていたことでもあります。
    (タミヤGPでは103LMに世界戦出場権がかかっていた1999年頃、F103LMのリヤタイヤのインナー抜きが明文で禁止に)


    3)F103GTにおけるタイヤセッティングの考え方

    まず基本として、前後とも同じ「タイヤ」を使うことを最初に考えるべきです。
    (インナーは別です。あくまでコンパウンドの話)
    「その路面で一番食うタイヤ」というのは、1種類しかないはずだからです。
    最も食うタイヤを選び、前後に共通して使いたい、と考えることが何よりも重要です。

    リヤタイヤが十分にグリップする路面では、前後とも同じコンパウンドのタイヤで
    走れることは、F1時代からF103では豊富な実績があります。
    オーバーパワーだったり、グリップが低い路面では前後のコンパウンドを崩すのもアリですが、
    F103GTでは「車高調整」と「トレッド調整」という前後のグリップバランスを調整する幅広い手段がありますから、
    前後のコンパウンドを変えるのは、どうしても我慢できないときの「奥の手」くらいに
    考えておいたほうがいいと思います。

    ちなみに車高は下げれば下げるだけ安定します。F103GTではリヤ車軸はメいっぱい上げ(車高は下げ)ておくべきですが、
    キット標準のナロータイヤに対し、ミディアムナロー系はタイヤ径が4mm程度小さいので、ギヤボックスの車軸高調整カムは
    「0mm」ないし「1mm上げ」くらいがベストでしょう。
    また、タイヤトレッドは、ホイールのオフセットで左右2mmずつ変えるだけで激変します。
    1mmスペーサーと併用して2mm刻みでトレッドを調整すれば、かなり幅広く前後のグリップバランスを調整できますよ。
    また、リヤグリップ確保のためにはTバーはoptのソフトタイプをお奨めします。
    好みでキット標準Tバーで速い人もたまにいますが、グリップ確保の基本はソフトTバーです。
    Tバーがノーマルかoptのソフトかでタイヤ選択の話はまるっきり変わってきてしまいます。
    私の話はすべてソフトTバーが前提です。
    ノーマルTバーで前後同じタイヤ使ったら、巻き巻きでまるで走らないはずです。

    ソフトTバー前提であれば、
    23Tストックならともかく、スポチュン程度のパワーであれば、前後同じタイヤでイケます。
    ・・・というか、イケるようにセット出ししないとそもそもダメでしょう。

    タイヤコンパウンドは、その時期、その路面で最も食うものを選べば無難です。
    タミヤの中から今選ぶとすれば、気温が25度を超えてるわけですから、屋外コースなら
    B3ですが、
    インドアならAを選べばいいと思います。その他は考えなくていいです。

    あとは組み込むインナーだけ考えればいい、ということになりますが、
    ここで、いきなりリヤに関しては結論が出てしまいます。

     「インナー抜きが認められるなら抜く、ダメなら一番柔らかいインナーを入れる」

    というものです。
    通常はコレが一番食うハズだからで、問題なければコレで決定です。
    ちなみに、07年春現在のタミヤGPのF103GTクラスで認められているなかで一番柔らかいインナーは、
    モールドソフトではなく、ミディアムナローラジアル/スリック(sp.1023/1049)付属のスポンジです!
    お間違えなく(モールドインナーとは段違いに食いますよ〜)。

    あとはいよいよフロントですね。
    ここでようやく、いろんな選択肢が出てきますが、
    とりあえず無難なのは、まずハードインナーでしょう。コレで様子を見て、
    アンダーが出るようなら(あんまり出ないと思いますが)、ミディアムに落とせばいいし、
    ハードでもピクピク過ぎるなら、リヤグリップをもっと増やせないか、考えてみてください。

    それでもダメなら、sp.1023「ミディアムナロー・レーシングラジアル」にしましょう。
    同じコンパウンドならスリックよりもラジアルのほうが路面と引っ掛かる分、
    通常はグリップが上がることが多いからです。
    中に入れるインナーは、タイヤ付属では硬すぎるので、
    ナロータイヤ用のop.113を切って、幅を詰めて使うといいでしょう。
    (タミグラじゃNGですが、ローカルレースなら大丈夫でしょう)

    でも、フロントにリヤより食わないコンパウンドを選んでしまうと、
    高速コーナーは楽になりますけど、ヘアピンなど低速のコーナーでコンパウンドの
    格差がモロに出てアンダー食らってしまいますよ。
    ただでさえフロント荷重が小さくて立ち上がりのプッシュアンダーが強いクルマなんですから・・・。
    全域でニュートラルな特性に近づけるためにも、コンパウンドの選択は極力、妥協したくないところです。
    (コンパウンドが食わないと、高速域でフロントが逃げるアンダーステアが出て運転しずらくなります)

    以上、基本的な情報も含めてあれこれ書きましたが、ご参考になれば。
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▲[ 24 ] / ▼[ 26 ]
■25 / 2階層)  Re[2]: タミヤタイヤについて
beat082 新人(3回) 2006/07/21(Fri) 01:43:44 [ID:U1mKX7tZ]
    詳しく細かく丁寧な回答をして頂き、
    ありがとうございます。

    大変参考になります。

    車重の重い4駆の説明までして頂き、本当にありがとうございます。
    これからTA-05のシャーシでもレースに出場予定なので
    本当に参考になりました。

    Aタイヤ、Bタイヤの区分けは基本的なグリップは同じで
    温度により使い分けるということですね。

    ただ説明不足で申し訳ありませんでしたが、当方がレースしている場所は
    完全室内、目の細かいアスファルト路面で、雨による影響はほとんど受けません。
    湿度による影響は受けますが、路面温度はほぼ30度を超えないと思います。

    ですので基本的にはファイバーモールドのAですね。
    (ちなみに冬〜春にかけてはレースが無かったので
       4輪ともソレックス28R+同じインナー問題ありませんでした)

    あとインナーに関しては、次のレースからタミチャレに組み込まれまして
    インナー無しはレギュ違反になりそうですね・・・
    (タイヤ、ホイール、インナーは一切無加工とありますので・・・)

    それで最近サーキットを走る機会があり
    後輪:ファイバーモールドA(Mナロ−)+¥500タイヤインナー
    前輪:¥500タイヤ(Mナロ−)+¥500タイヤインナー

    でも走ってみました。
    結果Rのきついコーナーの進入で滑っていた車体が大分安定しました。
    立ち上がりではもともと巻かなかったので問題ありません。

    全体的に滑らなくなり、よい感じでしたので
    少し欲が出まして

    後輪:ファイバーモールドA(Mナロ−)+¥500タイヤインナー
    前輪:B3(Mナロ−)&モールドインナーハード(ありあわせです^^)

    ではやはり巻き巻きマシンと化しましたです。はい^^;



    伊藤様のアドバイスでは
    後輪:ファイバーモールドA(Mナロ−)+柔らかめインナー
    前輪:ファイバーモールドA(Mナロ−)+固めインナー

    ということでしたが
    ちょっときついかもしれませんね。
    でも試さないことには何も始まりませんね。
    がんばってみます。
    (ナロータイヤという選択もありますね)

    とりあえず、ミディアムナロー・レーシングラジアルを
    購入してきました。ただ、タミチャレなんで
    一応インナーは無加工とし、レギュにのっとります・・・
    なにか柔らかく薄めのスポンジ系(タミヤ製)インナーは無いですかね〜・・・
    もしかしてあとは車体セッティングですか!!!

    ちなみに、車体概要は
    フロント、リヤ共にオフセット0ホイール、
    車高はフロント:5mm、リヤ:3mm、
    フロントトーアウト:1度
    フリクションプレート:グリス無し、テンションはかけていません、
    サス:TRFダンパー、3穴、オイル300番、ばね:ツーリングカー用の赤
    Tバー:ソフトタイプ
    ボディ:タミヤレガシィ@

    参考までに^^;

    ということでご指導頂き、ありがとうございました。
    もしなにか情報がありましたら、またよろしくお願い致します。




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▲[ 25 ] / 返信無し
■26 / 3階層)  Re[3]: なるほど
若葉マーク 初段(15回) 2006/07/24(Mon) 21:04:48 [ID:D0xqhvxW]
    伊藤さんの説明が理解できました。

    じつはF103GTの走り始め
    まずは手持ちのタイヤで、前輪MNB3モールドM、後輪MNAモールドM
    で屋外サーキットを走ったのですが、初めの感触に反して、後半やけに巻きに変わって
    きました。
    これは多分動作温度の変化で、初めはリアがグリップして、後半は逆にフロントが
    グリップしていたのだと思います。(ノーマルTバー)

    082さん
    MNAで前後モールドを変えてもシビアでしたら、フロントのスプリングをもっと
    堅くしてみてはどうですか、そこまでは私もまだやっていないのですが、
    ハードスプリング2個いれて、ほとんど規制状態の方も聞いたことがあります。
    (レギュ違反?)
    あと私の場合は、リアの車高を上げて、前さがりにしたほうがいい感じですが。
    ただ私はいまのところジョンソンモーターで、SSタイヤのみで走っていますので、
    もう少し早いモーターで、グリップタイヤもやってみようかと思っています。
    今後もレースでのタイヤ、セッティング報告をまた聞かせてください。
[ 親 23 / □ Tree ] 返信/引用返信 削除キー/


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