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Nomal 新品ギアの慣らしについて 親子でRC 07/03/06(Tue) 17:03 [ID:bpUA0S5x] 51
Nomal 樹脂製ギヤの精度と慣らしの効用 ふぇら〜り伊藤 07/03/07(Wed) 23:42 [ID:UuIMG3ZF] 52


親記事 / ▼[ 52 ]
■51 / 親階層)  新品ギアの慣らしについて
親子でRC 新人(3回) 2007/03/06(Tue) 17:03:45 [ID:bpUA0S5x]
    こんにちは。前回のTA05SS仕様の時は大変参考になり、お世話になりまし
    た。今回はTT01のギアの慣らしについてですが、古いRC雑誌(RCカーズ)
    に新品のギアは一晩3Vぐらいで回して、ギアの細かなバリ等を取り、馴染ませ
    ると駆動系が軽く回り、1ピニオンぐらい差が出る・・・と書いてあったのです
    が、現在のRCでも必要なのでしょうか?昔より製造精度が上がっていると思う
    のですが?また、慣らしが有効の場合、やはり一晩くらい動かすのですか?他の
    方がどんな慣らしをやっていますか?
    参考にしたく書き込みました。宜しく御願いいたします。

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▲[ 51 ] / 返信無し
■52 / 1階層)  樹脂製ギヤの精度と慣らしの効用
ふぇら〜り伊藤 大御所(342回) 2007/03/07(Wed) 23:42:31 [ID:UuIMG3ZF]
    まず最初に「ギヤの精度」について大きな誤解がありそうなのでそれを指摘しておきます。

    タミヤの樹脂製ギヤは、1980年代半ば頃までの比較的初期のモデルを除けば、
    基本的にすべて自社の放電加工機で製作した金型で成型されています。
    また、ツーリングカーに関しては素材面でもナイロン系の同じ素材(肌色っぽい)を
    一貫して使用していますよね(ベルト車のプーリー等は別の話)。
    シャシーモデルによって表面仕上げ等のレベルに多少のバラつきはあるにせよ、
    モデル別に基本的なギヤの精度に差が出る要素はあまり感じられません。
    つまり、「ギヤの精度は過去20年来、事実上変わっていない」と考えるべきなのです。

    確かにギヤノイズが特別酷い車種などがあったりしますが、これは
    ギヤそのものの精度よりも、シャシー側の軸受けの位置決め精度などに問題があるように思います。

                  * * *

    ・・・というわけで、ギヤの慣らしに関する問題意識は、対象となるパーツの
    加工精度に明確な変化が認められていないわけですから、現在でも生きている問題です。
    歯のモジュールサイズにもよりますが、押しなべてモジュールの大きいギヤを使うTT-01のほうが、
    ハイエンドのTB Evo5などよりもナラシの影響は大きい・・・と見ることも
    できるかも知れませんし、あまり意味のある違いはないのかも知れません。

    「かも知れない」としか言わないのは、私自身、具体的な検証はしたことがないからです。
    厳密な検証を考えると、意外に面倒です。
    (軸受けのフリクションをゼロ近くに落とし、状態を一定に維持するのが難しい)

    3V程度でひと晩慣らす、というのは、駆動系全体の慣らしであって、ギヤだけで
    このように大幅にフリクションが下がるわけではありません。
    単純にベアリングやジョイント部分の余計なグリスやオイルが回転で飛んだだけとか
    でも、かなり違ってきます。そのほうが影響は大きいです。
    それをすべて「ギヤの慣らし」と錯覚すると、とんでもない誤解を生みます。

    「ギヤ」というのは、あくまで駆動系の構成要素のひとつに過ぎませんから、
    それだけを取り出しても、あまり意味がありません。
    ベアリングやジョイント等のフリクションやバルクヘッド部品の締め付けトルクなども含め、
    駆動系全体として軽く回るように仕上がっていればいいわけだし、
    それが駆動系チューニングの最終目的なわけなので、
    「木を見て森を見ず」ということは避けたほうがいいでしょう。
    通常は、駆動系のフリクションが一定水準以下にあれば、フリクションが理由で他車に
    圧倒的に置いて行かれるような差が付くわけではありません。
    駆動系全体としてのフリクションが満足できるレベルにあるなら、
    ギヤの慣らしを特別にするような必要はないと思います。
    (私は慣らしなんてやったことありません)

    もちろん、フリクションを極限まで減らそうという努力はすごいと思いますし、
    ヒマとやる気があれば、トコトンやればいいのです。
    通常なら、部分最適の積み上げは全体最適に自然につながるはずですから、
    ギヤの慣らしによる効用を否定する理由はありません。

    しかし、ギヤの慣らしで得られる効用というのは、経験的には「測定限界以下」です。
    しかも1パックも走れば、ナラシしていないギヤでも接触面が擦れて当たりが出てくるので、
    ナラシ済みギヤとの差はなくなり、一定の摩擦レベルに収斂してしまいます。
    また、ナラシどうのこうのよりも、フッ素コート剤やセラミックグリス等での潤滑を
    しっかりやったほうが、よっぽどフリクション軽減には効果があります。
    その程度の違いに、どれだけ時間と労力を費やす価値があるのか? と思うと、
    「ちょっと冷静に考えようヨ!」と言いたくもなるわけです。

    実際には、このような些細な違いに価値を見出す人というのは、
    ギヤの慣らしの効用など「議論するにも当たらない(やるのが当然)」
    と思っているようなレベルの方々でしょう。
    つまり、既に「ギヤの慣らしの効用」という議論をはじめた時点で、その方には実は
    ギヤの慣らしなど必要でない可能性が高いように思うわけです。逆説的な話ですが。
    (100%あてはまるわけではないにしろ)


    なお、関連事項として、ギヤの「バリ」の問題にも触れておきます。

    RC用ギヤの金型製作では、さすがに歯の上にバリが出るようなバカな設計は
    しませんから、金型がヤレて来ても、バリが歯の中に形成されるようなケースは
    個人的には見覚えがありません。

    ただし、TB系やTT系のセンター/デフ用のベベルギヤのような形状だと、
    センターベベル外周の「耳」の部分がデフベベルの外縁部に擦れることがあるため、
    ここに引っ掛かりがあると、当たりが出るまでは抵抗になる可能性はあります。
    もっとも、それほど酷いバリなら組む前に気付いて削っておかないとダメでしょう。
    慣らしでどうにかする話ではありませんし、そんなムチャをやったら、
    ギヤの歯が偏磨耗して元も子もないでしょう。
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