今井愛美 in モコ谷塾 2004年7月17日(土) 〜tenten(アドフォーカススタジオ)
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今回のモコ谷塾のテーマは、「硬い光」です。広告写真などではクライアントからピーカンの感じでという指示を受けることもあるとのこと。
硬い光とは、被写体にあたってエッジがたったカッチリした影ができた状態をいう。太陽光は自然界にある「硬い光」で巨大な面光源なのだが、光が平行に届くという性質を持っている。人工的に硬い光を作る際は、
光源の大きさが小さく(点光源)、被写体と光源の距離をとればとるほど、光量は落ちるが硬い影ができるようになる(その逆で、光源の面が大きく、光源との距離が近いほど光はやわらかくなる)。


(メイン1灯)+(バックとばし2灯)

(1)白ホリの前にバウンス板を設置 (2)裏側にストロボをセット
(バックを白くするため)
(3)ストロボヘッドのオカマ(リフレクタ)にトレペを掛ける (4)天ぷら用のアルミホイルに黒ケントを貼り付ける (5)(3)に(4)を巻きつけテープで固定する
(6)光を当てる形状を整える (7)こんな感じに、、、 (8)(1)の露出を確認中 (9)全景。モデル位置両側にもバウンス板を設置して反射による光を切る
(3)直に被写体にライトを当てる場合、直に当たる光とオカマの中を反射した光によって、濃い影の周辺に薄い影ができる(2重の影)。トレペを掛けることによって、影の周辺がぼやけ、2重にならなくなるのだ。また、トレペを掛けることによって熱がこもるので、ファン付のヘッドを使用。トレペにカッターで切れ込みを入れ、風の通り道を作り熱を逃がす(これをしないと燃えちゃう)。
(4)で天ぷら用アルミホイルを使うのは、ヘッドに巻きつけた黒ケントの形状を調整するため。

(5)モコ谷先生がテープを巻くときは、左手首にテープの輪を通し、テープを右手で伸ばして歯で切ってました。カッコい〜いです♪


作例です。写真をクリックすると大きくなります。


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(メイン1灯)+(バック透過1灯)

後半では、モデルに当てる光源はそのままで、黒い背景紙の後ろからストロボ光を透けさせての撮影です。アクセントライトとも言うそうです。
08以降は背景の光量を増やしています。
(10)モデルの後ろに黒の紙バックをたらす (11)その後ろにストロボをセット


作例です。


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機材:キヤノンEOS-1D、EF17-35mmF2.8L、EF50mmF1.4